今から約40年ほど前(1970年前後)に、建築の世界においても近代主義は終焉を迎えたのですが、その後それに代わる新しい世界観を見出すことができず、建築は今もって近代建築のままなのです。
そこで今回は、“それじゃあ、ずっとむかしの人は世界をどのように見ていたんだろう?”ということで、なぜか? 与謝蕪村(1716〜1784)に焦点をあててみようと思います。
蕪村の俳句に目を通して、それぞれの俳句の文脈や蕪村の視点を読み取り、それにとりあえず思いつく言葉を当て嵌めて、それを書き出してみることにします。
小さいコト、人情の機微、ちょっとした出来事・光景・ふるまい、伝説・故事・古典を踏まえる、ありきたりな、愛おしみ、粗末な、解釈の豊かさ、買い被り、めずらしい、茶化し、平凡・普通・日常、くりかえし、ユーモア、ファンタジー、無名、細やか、ささやか、かすか、見立て、あいさつ、連想、昔ながら、生活、可憐、おどけ、鮮やか、あからさま、かくやくとして、ドラマティック、掛ける、ふざけ、おどろき、よろこび、おびただしい、古い、数、ほのめかし、瞬間、あやしい、時代設定、小説的フィクション、ちょっとしたおかしみ、音、空想、夢、芝居の一シーンのような、
蕪村を読み終わった後の印象は、
1、蕪村という人の感性は、まったく現代人と変わらない。隣のおじさんといった感じ。
2、中国や日本の伝説や故事、古典文学などを踏まえてつくったファンタジーやパロディーが意外と多い。
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